最初に見つけた時は、たった1本の細くて短いツタだったのに、
毎日お日様の光をたっぷり浴びて日に日に成長していきます。
気付けばクリニックのポストをぐるりと巻いてしまうような勢いで(笑)
見た目に弱々しいから、
何かに寄りかかって生きているように見えるから
見る人によっては、その存在価値を見出せないかもしれない。
そこに「ある」ことすら、そこに「いる」ことすら無駄だと
感じてしまうかもしれない。
でも彼らはしっかり「生きている」んですよね。
その命を摘んでしまうのは、
とても簡単なコトなのかもしれないけど、
引っこ抜いてしまおうなんて、
排除してしまおうなんて考えつきもしなかった。
でもやっぱり
世の中にはその一線を越えてしまう人がいるんですね…。
入所施設利用の方がたくさん犠牲になった今回の事件では
多くの方が衝撃を受けられたと思います。
私も大きく心を揺さぶられたものの一人です。
私自身の中にも他人に対して差別や偏見の目があります。
表には出さずとも
心の中では批判的で冷ややかな視線を送る事だって多々あります。
だけど…だけどね…って。
たくさんたくさん考えさせられる今日この頃です。
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