中秋の名月に ふと思うこと

遺伝していくのかな…

今日は診療時間中に母から電話がありました。

いつも『それ今じゃなくてよくない?』な内容が多いです。

今日の電話は、『お野菜送る』でした。

 

その昔、母方の祖母は特売で手に入れた新鮮な食材をタクシーで片道5,000円程かけて届けに来ると言う荒技を時々披露していました。

普通に考えたら『何のこっちゃわからん…』思考ですよね^_^

でも祖母は、タクシーを待たせて、ゆっくりお茶を飲み、食材やら漢方薬やら色々渡せたことに満足してまたタクシーで帰っていくのです。

幼少期から思春期にかけて、私にとってはいろいろ衝撃でもあり、こういうのもありか?って言う新しい価値観を沢山いただいた存在でした。

亡くなった今となっては微笑ましい思い出です。

 

そんな血を4人兄妹の長女として引き継ぐわが母…。

前年までは1回につき2kgのお肉を送ってきてくれていました。

ただ、そのお肉…霜降りが過ぎると言うか、私たちの日常使いには上等過ぎるので送ってくれるならランクを下げて赤身や豚しゃぶ用の物にして欲しいとリクエストしたんです。

『送り甲斐がない…』とか言われてしまうかと身構えていましたが伝え方が良かったのか!?^_^…珍しく『わかった!わかった!』と快く了承してくれていたので私としてはホッとしていました。

 

そして指定の日。届きました。お肉がたんまり3kgオーバー。何故…。何故…3kg???

確かに希望した通りのお肉達なんです。でも総重量が増えてる。

電話で母に確認すると、『みんなと値段合わせたかったから。合わせたらこうなった』との事でした。『その位すぐ食べきれるでしょ!』なんてサラッと言われたら、もうありがとうとしか。

電話を終えた後は3kgオーバーのお肉の収納に奮闘しました。

 

そんな肉騒動の一件からちょうど2週間。また母から診療時間に電話が。

『もう一回同じ内容のお肉送るから〜』でした。

私の思考はただただポカ〜ン。もう何故かを訪ねるのは諦めて、とりあえず前回の物が消費しきれていないと言う事実だけ伝えました。

母は『何故まだ残ってるの?あれ位すぐ食べられるでしょう!』と散々口撃してから『送る時期をズラすから無くなったら教えて』で電話は終了。

その電話のやりとりから今日で2週間。

お肉はすっかり食べきれましたが『食べきったよ』の連絡はまだしていません。

きっとずっとしません…。

 

私もあと幾つか歳を重ねたら祖母や母のようになるのでしょうか?

やっぱりどこか似てきてしまうのでしょうか?

遺伝ってやっぱりあるのかな〜。

息子や夫には『兆候が見られたらすぐに指摘して!』と度々お願いしていますが、今のところまだ指摘を受けた事はありません^_^

私と同じ血を引く4つ上の姉も同じように気にしているのですが今のところ旦那さんから指摘された事は無いようです。

そのうちジワジワ来るのでしょうか?

ドキドキでもあり恐怖でもありこの先ちょっと楽しみです。

 

診療日のご案内です

明日から連休等挟みますので、

クリニックの診察は18日(水)19日(木)20日(金)の3日間です。

お電話等の際もお気をつけください。

 

 

 

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