懐メロ

主人と私の歳の差9つ。
出会いから結婚を経て今に至るまで十数年。

肉体的にも精神的にもコレと言って大きな歳の差を感じたことはありません。
ただ唯一『懐メロ』に関しては差があります。

私たち自身の『懐メロ』のズレに加え、互いの両親がよく聞いていた『懐メロ』にもやっぱり世代のズレがあるので、最初は聞いたこともない音楽に触れるのが逆に新鮮でした。
今となっては自身の『懐メロ』かと錯覚するくらい完璧に歌えてしまう自分が恐ろしいです(笑)

ただ一曲だけ…今となっては歌えるんですけど、私的に理解できない、ツッコミ所満載の曲がコチラです。

『ウエディングベル』

歌:SUGAR
作詞:古田喜昭
作曲:古田喜昭
ウエディング・ベル からかわないでよ
ウエディング・ベル 本気だったのよ
ウエディング・ベル ウエディング・ベル

オルガンの音が静かに流れて「始まる 始まる」
お嫁さんが私の横を過ぎる「ドレスがきれい」
この人ねあなたの愛した人は「初めて見たわ」
私の方がちょっときれいみたい
「ずっとずっと きれいみたい」
そうよあなたと腕を組んで祭壇に
上がる夢を見ていた私を
なぜなの教会のいちばん後の席に
ひとりぼっちで座らせておいて
二人の幸せ見せるなんて
ひと言 言ってもいいかな くたばっちまえ アーメン

愛の誓いは耳をふさいでるの
指輪の交換は瞳をとじてるの
神父さんのやわらかな通る声が
遠くに聞こえて ふらつきそうだわ
そうよ あなたから指輪を受ける日を
鏡に向い夢見ていたわ
素顔の自分に言ったの 幸せよって
お化粧する娘はきらいだなんて
あの優しい瞳はなんだったの
もいちど言ってもいいかな くたばっちまえ アーメン

祝福の拍手の輪につつまれて「私はしないの」
どんどん あなたが近づいてくるわ「私はここよ」
お嫁さんの瞳に喜びの涙「きれいな涙」
悲しい涙にならなきゃいいけど
「そうねならなきゃいいけど」
そうよもうすぐあなたは私を見つけ
無邪気に微笑んでみせるでしょう
そしたら こんなふうに言うのよ お久しぶりね
おめでとう とても素敵な人ね
どうもありがとう招待状を
私のお祝いの言葉よ くたばっちまえ アーメン


かつての元カノなのか、はたまた独りよがりの妄想の中で付き合っているつもりになっていたのか!?と言う疑問すら出て来ます。
背景を思い浮かべながら真剣に聞けば聞くほど腑に落ちない。

2人の関係性と式に参加した彼女の心情…。
ナゾです。
機会があれば一度聴いてみてください。




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