９日間お休みをいただき、20日から通常通り診療を再開しております。
お休み期間中の家族旅行では、盛岡での『わんこそば』体験や、箱根大涌谷の黒たまごなど、そこでしか味わえないものを堪能したり、秋田は象潟の鳥海山、九十九島（本当は田植えの時期に訪れたい）など、そこでしか見られない風景に出会ってきました。
盛岡から仙台に向かう途中、福島県を通過しましたが、高速道路上にいくつも線量計の電光掲示板が設置されているのを見ると胸がザワつきました。
あちこちで震災や津波からの復興が進んでいる様子も伺えましたが、至る所に積み並べられた汚染土や立ち入りを制限されゴーストタウンのように朽ちている集落を目の当たりにすると言葉が詰まりました。
人の手が入らなくなった家や村は、あんなにも悲しく荒れ朽ちてしまうものなのですね…。
その全てを覆い尽くすかのように緑だけが鬱蒼と生い茂る里山が益々印象的でした。
子ども達もゲームの手を止め言葉少なにその町並みを眺めていました。
帰りたいのに帰れない。
ただただ『無念』を抱えながら、それでも懸命に『今』を生きぬく。
人間って強いなぁ。本当に強い。
色々な事を感じ、考えさせられる東北巡りでした。
毎年思い出に残る夏の家族旅行。
さてさて、来年はどんな旅行にしましょうか。
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