予想外な子どもの行動

これは長男がまだ保育園児だった頃の話です。
年中さんになると絵本も自分で上手に読めるようになり、私たちにも得意気に読み聞かせてくれるようになりました。
ある時、次男が「この本読んで」と私のところに来たのですが、あいにく手が離せず、長男に「この本読んであげてくれない」とお願いしたところ、快く引き受けてくれました。
長男による読み聞かせが始まり、私も作業しながら耳を傾けていました。
しばらくすると長男の声がぴたっと止みました。
どうしたのかな?と思い長男を見ると、ページは次々めくっているんです。

そう、読み聞かせの途中から、まさかの黙読・・・。
聞くと「この本おもしろかったから・・・」とのこと。
初めて読む本だったから夢中になっちゃったんでしょうね。

長男の集中しきった顔と次男の呆気にとられてポカンとした顔が今でも忘れられません。


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